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火山系フリーターの落書き帳

火山学者が書かない秘密の話。

ハザードマップってどこでもらえるの?

1.はじめに

ハザードマップのお話。

ハザードマップとは、地形等に基づき、災害が発生したときに、どのような範囲でどのような現象が起こりうるかを予想し、それを地図上に落とし込んだものです。 近年では、火山や地震、津波、洪水に関するハザードマップが発行されています。

かつては、ハザードマップを発行することで、観光に対する風評被害が出ることを恐れて、特に観光地ではハザードマップの作成に否定的なイメージが持たれていたそうです。

2.ハザードマップの入手方法

ハザードマップは自治体経由で入手できることが多いです。 現在なら、あなたがお住まいの自治体のウェブサイトで公開しているのではないでしょうか。

新しく作られたとき、改訂されたとき、または引越しなどで別の市町村に引っ越したときには、紙ベースのハザードマップを入手できることもあります。 数年に1回ぐらいは各戸に配布されているように思います。

火山ハザードマップの場合、日本火山学会と防災科学技術研究所が作成した、火山ハザードマップデータベースからダウンロード可能です。

火山ハザードマップデータベース

このデータベースは、あまりユーザーフレンドリーなつくりではないです。 誰向けに作ったんでしょう?

上記データベースで、あなたがお住まいの地域に該当するハザードマップを探すのは少し大変かもしれません。 火山の名前で探すことになりますので、あなたがお住まいの地域の近くにある火山名を元に探してみるのが良いと思います。

3.ハザードマップってどうやって作られるの?

検索エンジンを見ていると、多くの方は、どういう経緯でハザードマップの被害想定がされるのかは、あまり関心が無いようです。 意外と気にならないものなのですね。

研究者にとってはちょっと悲しいかもしれませんが笑

一般にハザードマップは、過去の災害実績を元にして作られます。 例えば、火山の場合には過去数千年間の噴火活動のうち、頻繁に発生しやすい現象や、中でも際立った活動をベースにしていることが多いです。

このような予想を立てるためには、

  • 過去にどのような活動が起きたか
  • その時に発生した被害はどのようなものか

が、明らかになっていなければなりません。

つまり、ハザードマップが出てくるということは、それだけ研究者が熱心に研究を行い、研究成果を積み上げた結果だということです。

このあたり、研究者はもう少しアピールしても良いと思うんですけど、なかなかそういう機会が無いというかなんというか。 日本で科学番組なんてほとんど無いので、せいぜいローカルニュースに1分か2分差し込まれるぐらいなんでしょうね。

4.おしまい

途中、余談が挟まりましたが、ハザードマップを手に入れるには、

  • 自治体のウェブサイト
  • 専門機関等のウェブサイト

にアクセスするのが良いです。

それでも良くわからなければ、自治体の問い合わせ窓口に聞いてみるのも良いと思います。 予備の冊子ぐらいは保管しているでしょう。

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