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火山系フリーターの落書き帳

火山学者が書かない秘密の話。

学会に参加するには(発表するには)

1.はじめに

前の学会発表とは?2016年火山学会秋季大会を例に学部生でも学会に参加していいの?に引き続いて、今回は学会に参加する方法(発表する方法)をご紹介します。

ただ、全ての学会を網羅することはもちろんできないので、ここでは筆者が参加する火山学会を例に挙げます。

2.学会で発表するまで

学会会員になろう

火山学会で発表するには、発表者のうち最低1人は火山学会への所属が必要です。一般に、教員が所属しているはずですが、可能であればあなたも所属しておくと良いです。

火山学会に所属すると、学会誌(火山)を貰うことができます。これは日本語で書かれた論文集で非売品です。

また、各大学の教員募集や案内をメーリングリストで受信できます。将来、その手の道を目指すなら登録しておくのが良いです。

学会に所属するには年会費の支払いが必要です。また、学会員1人の推薦が必要になるので、あなたの教員にサインを頂くのが良いです。

講演要旨を書こう

火山学会は毎年秋に行われています。その秋の大会で発表するには、それより数ヶ月前の7~8月ごろに講演要旨を提出する必要があります。

講演要旨に査読はありませんので、誰でも出すことが出来ます。ですが、特にあなたが

  • はじめての発表である
  • 教員や他の研究者と共著である

場合には、最低でもあなたの教員のチェックを受けたほうが良いです。特に共著の場合には、名前を連ねた人がその発表に大して責任を取ることになりますから、確認が必要です。

講演要旨が完成したら、学会に発表申し込みを行います。火山学会はウェブからの申し込みで、講演要旨は別途メールで送付します。

移動手段・宿を確保しよう

交通手段や宿泊施設は原則自分で確保します。あまりに遠距離で交通費が出ない場合には発表を見送るのも1つの手段です。

学会発表とは?2016年火山学会秋季大会を例にでも触れたように、地質系の学会は田舎で開催されることも多いです。もともと宿が無い場所で開催されると悲惨です。

発表準備をしよう

手を抜くと、学部生でも学会に参加していいの?の最後の話みたいなことになります。

3.学会で発表しよう

ポスターの時は単にポスターセッションで貼り付けるだけなので、口頭で発表する場合の注意点を。

時間があるタイミングで、会場の機器で自身のPCをスクリーンに映せることを確認します。また、周辺をチェックし、何か障害になりそうなこと(足元にケーブル張ってたり)が無いかも確認します。

ついでにマイクや差し棒(レーザーポインタ)などの有無も確認しておくのが良いです。

当日、昼間の時間は発表が行われているため、特に映像出力チェックはできません。お昼ごはんや発表が始まる前、もしくは全てが終わった後(発表前の日)に少し確認しておくことをオススメします。

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